菩薩

夫がツチノコに殺されました。の菩薩のレビュー・感想・評価

4.5
開始早々野ションに出かけた旦那がタイトル通りツチノコ(正式名称つ・ちんこ)に頚動脈を噛まれ死亡、そしてごっつええの松本人志の「産ませてよ」的なボスつちんこに巣穴に引きずり込まれる、もうこの時点で傑作だろどう考えても。後はもう何を書こうか…はっきり言って書いても絶対伝わらないから観てもらうしか無い(ほんとしゅんさんのおっしゃる通りw)。牛・豚・犬などへの転生を果たしてようやく人間に戻れたらしい男が人の役に立とうと女装してケツ掘られたり、死んだ旦那におしっこ飲ませてあげたから100万くれってJKが突撃してきたり、南米の部族が儀式の際に用いてトリップするキノコにがっついてトリップしてみたり、書いたらキリないあらゆる事が唐突に起きて行くし、俺も滝のシーンでは思わず「アピチャッポンだ!」って心の中で叫び倒した(いまおかさんが観てるような気は全くしないw)。結局はツチノコの様にいるのにいないも同然に扱われる人もいれば、いなくてもいる様に扱われる人もいる、これに関しては今泉力哉の『退屈な日々にさようならを』にも通じる要素を感じたし、覚醒と解放、人生一度きりかは知らんけど、とにかく楽しみましょうねって言う、いまおか監督らしいあっけらかんとした当たり前のメッセージ作品の様な気がする、本当に楽しめたし。この作品は全力で推すし、そもそもこの企画自体を全力で推す、万難を排してテアトル新宿へ向かうのだ。とりあえずパンチラはともかくケツと谷間の撮り方が超エロい。
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