あおや

ビッグのあおやのレビュー・感想・評価

ビッグ(1988年製作の映画)
4.1
願いを叶えるという不思議なコインゲーム機に「大きく(big)なりたい」と願った13歳の主人公ジョッシュ・バスキン。明くる日の朝、目覚めた彼は望み通り30歳の大人の姿になっていたのだった。

なによりトム・ハンクスが若い。見た目は大人、中身は子供という役柄とまだ若きトム・ハンクスがいい具合にマッチしていて絶妙にハマってるね。親友のビリーがあの歌だけで見た目の全く違う大人を本人だと信じるあたりも笑える。そんな親友ビリーの心強さと若きトム・ハンクスの頼りなさ加減(演技)が最高だ。
タップピアノやトランポリンの使い方も実に巧みで、それぞれほっこりするかなりの名シーンとなっている。また、80年代のアメリカらしい色彩豊かな人々や街並みも見ていて楽しい。まさにハートフルという言葉がぴったりの作品。

案外男性はどこかで童心を持ち続けている方がモテるのかもしれない。
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