西東京

看護婦日記 獣じみた午後の西東京のレビュー・感想・評価

看護婦日記 獣じみた午後(1982年製作の映画)
4.3
夢の解析が言葉ではなく映像で見れるようになったことで患者は耐え切れなくなる、という描写は黒沢直輔が映画と観客を信じている証拠で、ドリームリングもまんこの鈴もバカバカしいと思いつつ、オカルトと首吊り死体の不気味さでしっかり舵を切って真面目かつ強引に貫き通す。限られた人物と空間で面白い表現がたくさん。醜い大人の愛憎劇を美保純の吐く白い息でサッパリ終わらせる、あっという間の66分。
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