KUJIRA

ディストラクションZのKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

ディストラクションZ(2017年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ詐欺。バイオハザードのパクりで両手に拳銃を構えた女性。主人公は、その脇に小さく写ってる男。ちなみに、この女性のメイン ウェポンは弓。
冒頭何の説明も無いが、町にゾンビが出現し増殖を続け大混乱の様子。導入部をバッサリ切ったことが良いのか悪いのか。ゾンビとの戦闘に、いきなり放り込む流れは悪く無い。
最初の舞台は警察署。何故か牢屋に入れられてた主人公が解放され、銃を持とうとするが警官に止められる。「じゃあこれを」と手に持つのは2振りのマチェーテ!マチェーテが無造作に置いてある警察署(笑)マチェーテを振り回して無敵の男の背景は一切語られ無い。
1回デートしただけの女を思い続け、ついに再会を果たすが、それがジャケットの女。何故弓なのか、やはり語られない。マチェーテの達人と弓の名手の出会いはゾンビ騒ぎの前だが、物騒な世の中だ。
眼帯をした女がゾンビを解放するが自分だけ襲われない。その理由も語られず。挙句、2回目の登場ではゾンビを指揮していた様だ。意味ありげに眼帯を外して、実は両目見えますと言わんばかりにドヤ顔していたが、どういう意味だったのか。
終盤、コンバインでゾンビを一掃するシーンは見物。ちょっと引きで見せるのが、逆に想像力を刺激する。それを見ている親父と従兄弟の会話のシーンで、急にコメディぶっ込んで来るのは、なかなか笑えた。
最後に彼女が感染するのは定番ネタ。ワザと拳銃を隅に置いて1人にしておきながら、彼女が自殺しようと引き金を引いても弾が入っていない。すかさずドヤ顔で主人公が入って来る。説得するはずが、彼女に罵倒され射殺。何がしたいんだ、こいつ。
罵倒されたからか、ゾンビ化して牢屋に閉じ込めてある親友の所へ。治ってる!
ウィルスが原因で、人間にはウィルスに対抗する力があるとか。自然治癒?
じゃあ彼女殺さなければ良かったじゃん、ゾンビいっぱい殺しちゃったけど、何もしなかったら人間に戻ってたの?と言う最悪のラストシーン。ミストを思い出した。
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