ほーく

トロイのほーくのレビュー・感想・評価

トロイ(2004年製作の映画)
3.4
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド、本日オールナイト!
新文芸坐@東京にて!

【重厚長大】
私の好きな言葉です。

軽妙洒脱も好きですよ。

さすがに忘れないうちに書いておこう。観たのは月曜日だったし。
 さて、この作品。はっきり言って、歴史とか神話とか細かい設定とかは脇へ置いておいて、重厚で迫力のある大ボラ話として楽しんだほうがいい。
 監督は、「Uボート」等でスケール感のある作品には定評のある、ウォルフガング・ペーターゼンなのでそこは安心。
 キャスト陣もブラッド・ピットやエリック・バナ(ハルク@「ハルク」)、オーランド・ブルーム(レグラス@「ロード・オブ・ザ・リング」)と色男を並べていて心配はしていたのだが、監督は彼らを容赦なく酷使し、彼らも自分の役柄をしっかり自覚していた。ついでに、脇役陣も実力派が多く、物語に厚みを持たせている。
 物語上、戦闘シーンが占める割合が多く、CGが多用されているのは確実なのだが、そのCGに振り回されることなく出来上がっていたのでとても満足した。
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