【スプラッシュマウンテンの元ネタ】
サタジット・レイの映画ではありません。あのスプラッシュマウンテンの元ネタです。
アメリカでは差別的な映画として有名で、ディズニー黒歴史の一つ。そんな鑑賞困難作品『南部の唄』がTSUTAYA渋谷店にあったので観てみた。
ただ、えっこんなので黒歴史入り?と思う程拍子抜けした。寧ろ、白人が黒人に対して抱く蔑視の目と黒人の劣等感を切り抜いた作品で、教育に良いのではと思った。
しかも、前年に公開された『錨を上げて』を100倍にパワーアップさせた、アニメと実写の合成は今観ても驚きがある。
まあ、肝心なうさぎドンの話はつまらないのだが、技術とアメリカ南部の差別の形を学べるユニークな教材といえよう。