鹿shika

女と男の観覧車の鹿shikaのレビュー・感想・評価

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
3.6
1950年、遊園地のレストランでウェイトレスで働くバツイチ子持ち再婚人妻。ある日絶縁状態だった再婚夫の女がギャング夫から逃げてきたり、若いライフセーバーと不倫したり、そんな毎日に片頭痛が止まらないの

「分かった。明日は釣りにでも行こう」
「だから、釣りは嫌いなの」

私も毎月病院行くくらい片頭痛持ちだから分かる
片頭痛のとき何もしたくないのに、イライラすることばっかり起こるんだよね。
男女の怒り方や考え方の違いがよく分かる本作
怒ると女性は感情的になるけど、男性は言葉足らずになってすれ違う。

てゆうかお子様がクソガキすぎてクソだわ
主人公の女性が惨め過ぎて可哀想
最初はミステリアスな所に惹かれたとしても、男性の女性への理想が重荷になるんだよね
「自分でもこんな自分で居たくないのに。あの子は可愛くてみんなから好かれるのね。ああ、また片頭痛がしてきたわ」
みたいなのがずっと読み取れるのが素敵

何年ぶりのウディアレン映画!
惨めな男女の映画ウディアレンは天才!
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