新木

女と男の観覧車の新木のネタバレレビュー・内容・結末

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

毎回60点を期待して観に行くのが僕のなかでのウディアレン監督の鑑賞方法なんですが、今年はなんと67点!良かった!
始まりのティンバーレイク語りから人物紹介、ワンダーホイールの観覧車出てくる流れはとてもかっこいいです。というか、ビーチに併設する遊園地とかなんてドリーミングで淡いんでしょうか。
とても良かったのがクライマックスの修羅場。ケイトは状況から考えてありえないほど着飾り、傾いた日がスポットライトのように彼女を照らす。不倫相手からの非難に対しても堂々としている。カメラはケイトばかり撮る。ふたりの役柄である元?舞台女優と劇作家というものをここにちゃんとババンと投影してくるあたりにビビりました。照明素晴らしい。
ティンバーレイクの心がまあ、揺れに揺れてたくせに監視員という設定はあまり。もっと遊園地も活かしてほしかった。監視員は屈強であれ(知らないけど)。あとなんでタイトル回転木馬じゃなくて、観覧車のほう取ったんだろう。
来年も楽しみにしてます!
新木

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