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女と男の観覧車のsaroonsaroonのレビュー・感想・評価

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
3.0
ザ・アメリカ戯曲!って感じ!
こってこてだった!笑

暴力と恐怖で押さえつける白人男性の大黒柱。外では力がないから家庭内で権力を振るおうとする。
女は若さだという価値観を世間から刷り込まれた40歳の妻。息子がいても女として見られたい。女優の夢をいつまでも見ていたい。
無垢で世間知らずな若いブロンド娘。(このポジションの割には、そんなに馬鹿な子ではなかった
息子が火遊びをやめられないのは義理の父への恐怖から逃げる心理だと思いますが、この辺の解釈の仕方忘れました、どなたか詳しかったら教えてくださいm(_ _)m

ティンバーレイクがストーリーテラーを務めるのも、異化効果を意識したのかしら。

実際に殴ったりするシーンはないし、発狂もしないし、メロドラマより抑えてる感じはするけど、とにかくコテコテの昔のアメリカの家庭内構造を描いたお話でした。良き良き。
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