つばさる

女と男の観覧車のつばさるのレビュー・感想・評価

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
3.6
ウッディ・アレン初心者です(笑)

ストーリー ★★★☆☆
おもちゃ箱のようなカラフルポップな色味とは裏腹に陰鬱な男女の恋愛模様。皮肉たっぷり。

キャラクター★★★☆☆
登場人物の誰も好きになれないけど、それぞれの心情は理解できるし、怒ったり怯えたりぶっ飛んだり、感情を爆発させるケイト・ウィンスレットの熱演がすごい。
短気な夫は妻を家政婦のように扱い、妻の連れ子に冷たい。(酒を飲むと暴力的になるから酒瓶は隠してある)と思ったら泣きごとを言ってすがりつく。ダメ夫の典型みたいだけど、そういう男となかなか別れられない女の気持ちもなんか分かる…😓
キャラクターが皆、美し過ぎないのがリアルで良かった(失礼)

オシャレ度 ★★★★★
とにかく色が綺麗✨
1950年代の遊園地に住むって、確かに騒音はありそうだけど、ちょっと憧れる❣️
オープニングとエンディングでは陽気なテーマ曲が全く違った印象に聴こえる。

エンタメ度 ★★★☆☆
不倫に火遊びにギャングにハラハラ。
終始落ち着かない映画だった(笑)

メッセージ性★★★★☆
鑑賞後何が残ったかと言うと説明出来ないんだけど、後を引く。登場人物の誰の目線で見るかによっていく通りか解釈が出来ると思う。
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