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チェルノブイリハートのktyのレビュー・感想・評価

チェルノブイリハート(2003年製作の映画)
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1986年チェルノブイリ原発事故後の二本のドキュメンタリー

『チェルノブイリ・ハート』40分
今も放射能に汚染され、癌や心臓病を患う子供達が増大するベラルーシの取材
遺棄された子供達の精神病棟は正視に耐えない。

『ホワイトホース』20分
原発から3キロ先の自宅から強制避難の対象になった青年が、20年後に自宅を訪問する姿を追う。

冒頭10分くらいで、癌や精神障害を負った痛ましい子供達と、現場の医療関係者の方々の悲痛な姿にやりきれなくなりました、途中断念して翌日観賞。

映画は通常、観客に夢や希望を与えてくれるけど、このドキュメンタリーは真逆。

現実は、人工的なホラー映画より残酷で、痛ましい。

タイトルはチェルノブイリの影響で心臓に穴の空く病気の名前。

辛いけど、一人でも多くの人が観たほうがいい。

これを観ると福島は奇跡的に助かったと言えるだろうか?

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