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悪女/AKUJOのmasayaのレビュー・感想・評価

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)
3.9
キム・オクビン(とっても美人)主演のスタイリッシュアクション。
予想通り高低差が激しくて耳キーンなるやつやんコレ😆💦💦

なんといってもこの作品の見所はアクションにある。
映画開始早々、激しいアクションシーンからスタートし、珍しい1人称視点(いわゆる自分目線)から2人称視点(相手目線)、そして3人称視点(客観的目線)へと鏡なども上手く利用しながらスムーズに移行していく。
とても斬新で画期的、とんでもないカメラワークだ。
他にも刀で斬りあうバイクアクション、ボンネットから車を運転するカーチェイス、バスを横転させる車内アクション、花嫁ドレス姿での狙撃シーンなどなどアクション好きは必見の作品となっている。

暗殺者として育てられたスクヒ(キム・オクビン)が、父の仇を討つために戦う不条理で切ない物語。
ラブシーンや娘とのふれあいなど、ほっこりするパートもあり、伏線が随所に張り巡らされており、サスペンスとしても楽しめる。
ただ残念なのは、唐突に時間軸が前後したり、途中で主人公が整形したり、わざとややこしくしてんのか?と勘ぐりたくなるほど話が分かりずらく、脚本にも不自然な点が散見される。
ただこの作品に限ってはそんな細かい事を気にする必要はないだろう。
だって、最高のアクションが観れればそれでいいじゃない!!

スプラッター描写&激しいカメラワークによる酔いには注意してネ。
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