「悪い女の血みどろ復讐劇」的なものを想像していたので、いい意味で期待を裏切られる。
哀しい女が悲痛な運命に翻弄されながら、それでも生きていく話だった。
ざっくり感想をまとめると、
冒頭の主観アクションシーン、ヤバい。(けどちょっと酔う)
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謎の国家組織に囚われアサシンとして育てられていくの、超ワクワクする。
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まさかの胸キュン。
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やっぱりアクションシーン、ヤバい。
そんな感じの映画。
日本刀振り回しながらのバイクチェイスシーンのとんでもないカメラワークや、
主演のキムオクビンがほぼノースタントでアクションに挑んでいたり、
何かと派手なシーンが注目されがちだけど、
脚本もしっかりしていて、過去と現実が交錯する見せ方も面白かったです。
時系列が行ったり来たりするのってよくこんがらがるんですけど、
編集が上手いのか、ストレスなく入り込めました。
【個人的に琴線に触れたシーン】
・主観アクション、ちょっと疲れてきたなって時にガラっと視点が変わる瞬間があるんですけど、そのアイディアに脱帽。
・善も悪も超越した国家組織的な存在に弱いので、囚われの身のキムオクビンが謎の組織からの脱走するシーンのまるで悪夢みたいな「組織巡回ツアー」が至高。
・年下男子、かわいすぎでしょ。
以上です。