冒頭からエンジン全開で畳み掛けるPOVアクションは確かに凄いんどけど『ハードコア』観ちゃったから別に驚きはなかった。ただ鏡を利用して視点を変えるシーンはニヤリとしてしまった。度肝を抜いたのはバイクでのチェイスシーン。あれこそアクション革命と言わんばかりの奇跡のショット。基本アクションシーンはワンカットなんだけど、あのバイクでのアクションはどうやって撮ってるんだろうね。本当あれは凄い。CG使ってないんだってさ。
主人公であるスクヒの過去と現在が入り交じる構成のシーンがスムーズに適当なポイントで挿入されているから映画全体の流れ良いし、アクションシーンで一気に沸点を上げるというね…。最高。韓国映画って構成力っていうの？編集力っていうの？それ凄いよね。
それに加えて今回見せつけられたのはアクションシーンのアイデア。こんなのも撮れんのかい！と突っ込みたくなるレベルでハイクオリティ。
「秒でアガる」ってこういうことだよ？『キングスマン2』さん。
