犯罪組織に単身乗り込んだスクヒは敵を皆殺しにして、アジトが脱出した所を警察に捕まる。
そのまま連行された形成手術で顔を変えられた後、国家情報院の暗殺者として訓練され、施設内で出産した娘の安全と引き換えに次々と任務を言い渡される。
任務をこなす内に次のターゲットとされた男は昔、自分に殺人術を叩き込み、かつ結婚した後、殺された筈のジュンサンであった、、、という感じのお話。
冒頭から「ジョン・ウィック」並みの凄まじいアクションが展開されますが、カメラワークが独特でFPSゲームのような主観視点。酔いそうになります（笑）。
所々でカットインされる過去話などの構成も上出来で引き込む作りになっています。
ベタな展開とどんでん返しが綺麗に融合したストーリーも良いですよね。
シン・ハギュンは安定の名演だし、主演のキム・オクビンも良いですね。
ウェディングドレス姿で銃を構える姿は圧巻です。
韓国映画特有のややグロいアクションにさえ目を瞑れば、非の打ち所がない仕上がり。
女性版「ジョン・ウィック」とも言えそうな名作。
