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語るべきか、あるいは語らざるべきかのレクのレビュー・感想・評価

3.6
『「夜の蝶」ラウル・セルヴェ作品集』収録作品。

"TO SPEAK(言語)"は"CASH(お金)"に変わる。
芸術家の発言が政治や戦争に利用される皮肉、時に言語は誤った方向に用いられるといった社会的メッセージ。

"LOVE(愛)"は"LOVE THIS(これを愛して)"に、やがて"BUY THIS(これを買え)"へと塗り替えられ、それは"PROPATRIA(愛国心)"となって"PROPATRIA MORTUUS(祖国のために死ぬ)"ことで勲章を得る。

"政治についてあなたのご意見は?"
アナーキストだと罵り糾弾する言語の抑圧が非常に恐ろしい。
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