great兄やん

映画ドラえもん のび太の宝島のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

4.5
一言で言うと「本当の宝物とは」
[あらすじ]
ジャイアンたちに宝島を発見すると宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具「宝探し地図」を頼りに宝島を探す。その地図には太平洋上に突如出現した島が表示され、のび太たちはノビタオーラ号と命名した船に乗って、島を目指す。だが、島に上陸する一歩手前で海賊の襲撃を受け、しずかが海賊船にとらわれてしまう...。

なかなか良かったです。
下手すれば今まで観てきたドラえもん映画の中で一番の出来かも😆...
前作の『カチコチ大冒険』は伏線の回収の仕方がもう素晴らしすぎましたが、今作の特筆すべき点は親子の愛情でしょうかね。
ざっくりいえばお母さんが病気で亡くなったことで、父親と子供達のすれ違いが生じて...っていう結果お父さんが悪役になったんですけど、これほど動機がハッキリした悪役って今まで観たドラえもん映画の中で初めてでした。
そしていつもはのび太とその出逢った仲間との友情が多いんですが、今回はどちらかと言うとのび太よりしずかちゃんがメインじゃないか?😮と思いました。
(まぁそのせいかしずかちゃんがいつもより色っぽく見えたのは内緒にしておこう😌...)
ジャイアンはいつも通り映画ではカッコいい立場なんですけど、観たらわかりますが、あの状況で漢を見せたのはメチャクチャカッコ良かったです。
他にも個性あるキャラクターを生かせられてたり、秘密道具も沢山出てたり、なかなか満足できる作品になってると思います。
ストーリーは王道でしたが、少し変化球をつけたような映画でした。