むらた

映画ドラえもん のび太の宝島のむらたのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

あんまりおもしろくなかった。ワクワクするような大冒険を期待してたので、そういう意味ではイマイチだった。

一番の原因は、宝島が宝島じゃなく巨大な潜水艦型タイムマシン?だったこと。この設定のせいで前半1/3過ぎたあたりから物語が宝物探しではなくなり、潜水艦にさらわれたしずかちゃん探しになった。

宝物を目指して旅に出て、幾多の困難を乗り越えつつ、ぬか喜びしつつ、ついに宝物を探し当て、けれども結局最後は変わらぬ日常に戻っていく(宝物は旅の途中に出会った映画オリジナルキャラクターに全部あげることにしたりね)、みたいなインディジョーンズばりのオーソドックスな大冒険が観たかったのでちょっと残念だった。

それからそれに関連して、潜水艦の登場で物語全体がSFチックになったことで、ドラえもんの秘密道具のワクワク感が減った。ドラえもんより潜水艦の方が強かった。これもインディジョーンズクリスタルスカルの秘宝で、最後に宇宙人が出てきて興ざめする感覚に似ているかもしれない。

星野源の主題歌はめちゃくちゃよかった。ドラえもんの映画の主題歌としてめちゃくちゃ意欲的だった。「ドラえもん」というシンプルで自信に満ちたタイトルにふさわしく、ドラえもんシリーズそのもののすばらしさを歌っていた。日常と、不思議な世界と、何者でもなくても世界を救う主人公。そういうドラえもんシリーズの枠組みを生かしたプロットにできなかったかなあと思う。