Bee

囚われた国家のBeeのレビュー・感想・評価

囚われた国家(2019年製作の映画)
3.5
超硬派なレジスタンス映画。雰囲気が終始よかった。ハリポタのスネイプ先生をちょっと思い出す。
エイリアンは出てくるけど、エンタメ感はない。だけどそれが潔い。

他のユーザーの感想・評価

オープニングでいきなりエイリアン(奇怪さに驚く!!)に占領されてしまった近未来ディストピア物

エイリアンはその後ほとんど現れず人間同士の争いが話の大半だが
派手な演出は無いけど淡々と静かに恐ろしい
(そしてジョナサン・メジャースが良い!)

「マッチを擦れ」の言葉が最後に効いてくる佳作

このレビューはネタバレを含みます

エイリアンに地球があまりにもあっさり征服されてしまう。
緻密に作戦を遂行するシーンなど緊迫感もある。
終盤のどんでん返し(?)はそれに繋がる伏線は感じられず、後から何とでも言えてしまうように感じた
キャスト的に役割を想像できたが、もう少し伏線を張り巡らせてほしい
(もしあったならそれを理解できなかった)
ありがちなオチだけれど、上手く出来ていると思う
お金をかけないSF映画
見どころ、盛り上がりどころは少なかったけれど、中々面白かった

カーンが出ていたけれど、胡散臭くない。寧ろ魅力的に描かれていた
良い人役も見ておくのは自分的にも良いかも

この設定はかなり面白いので、お金かけて作ってればもっと楽しめたかも
でも、この作り方だったから見応えあったのかもしれない

ツッコミどころがあったのが残念
追跡や盗聴されてるの、バレバレでしょう
レジスタンスがこれに気づかない訳がない
その点、少しイライラしてしまったのがかなり残念

SFとしては物足りないが、ドラマやミステリーとしてはまぁたぁ楽しめた
りり

りりの感想・評価

3.3
地球に侵略してきた宇宙人の支配下で暮らす人間達と、その支配に反抗し水面下でテロを計画するレジスタンスを描いたディストピアSF。テロの方法も独特だし、そのアイテムがラストに活きてくる展開もおもしろかった。が、とにかくシリアスで暗い!つらい!
マッチョなやつが宇宙人殺しまくって国家を救う!みたいなアクションSFではないところは新鮮だけど楽しい感じの映画ではないので注意!
INFPの丁

INFPの丁の感想・評価

3.2
ウニが食べたくなる映画

面白くなりそうな雰囲気だけ残して終わった

このレビューはネタバレを含みます

🤿💣



雰囲気というか空気感が好みで楽しく見られた。でももう少し展開が欲しかったかなあ。どうでもいいけどツータッチステルス爆弾好き笑。
エイリアン侵略モノだけどエイリアンほとんど出なくて地味。テロリストが善なのが珍しい。何重にもカモフラージュして集結するの凄い。終わり方渋い。トゲトゲエイリアンとエイリアンメカのいる遠景がよかった。Sep 23, 2021
地球外生命体に支配された近未来SFというフレコミなんですが、近未来の地球を舞台にした緊迫ミステリーな作品です。ですのでかなり設定が好みでしたし、ましてや映画ビック・リボウスキ主演のジョン・グッドマンが、今作品でも老いてなお良い味出してます。ほんと出汁みたいな役者ですね。ストーリーはSF感少なめで荒廃した地球にて、あらゆる立場・状況下の人間模様が緊迫した展開を生み出していきます。当時話題性は無かったですし派手さも無いのですが、それでなお面白いのですから一見の価値ありなんです。台詞もなく展開される覚悟、いやラストがやばくないですか⁈
「囚われた国家」の感想・評価を全て見る

Beeさんが書いた他の作品のレビュー

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

地獄から地獄の移動で境目がない。人の尊厳なんて秩序が崩壊したらどこにも見当たらない。この地獄でしかない話がどこにでも起こり得るのが恐しい。

新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.0

せっかくジーラとコーネリアスは生き残れたんだと嬉しかったのに、あの最後はあんまりだ。悲しい。いつもダークに終わるのが猿の惑星なのか。。

続・猿の惑星(1970年製作の映画)

2.5

超人類?いらない。観なかったことにする。
ノヴァが声を出せるようになったので、そこから人類の歴史がまた変わってくるとか、猿の知能が上がり数も増えると結局差別や戦争が人間と同じように繰り返すとか話を膨ら
>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

人間と猿の立場が逆転して初めて捕獲される側の気持ちがわかる。。主人公がジェネシスのシーザーと全く同じ仕打ちを受けていてまさしく逆転。
人形が地層から出てきた時点でというか、猿が「人間」と言ってる時点で
>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.8

戦争映画。人間側に回った猿が出てきたりするのもなんかリアル。
場所がほぼ1ヶ所での話なので多少物足りないかも。あと弓の兵隊がシーザーを射るのもなんか納得いかない。
シーザーにはもっと穏やかな日々を過ご
>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.0

アクションシーンが迫力ある。猿が戦車を人間から奪ったところで劣勢だったのが逆転する。人間が自分たちを守るために作ってきた武器で逆にとことんやられてしまう。