囚われた国家の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

上映館(1館)

「囚われた国家」に投稿された感想・評価

Sayas

Sayasの感想・評価

3.8
当初は
インデペンデンスデイのようなエイリアンと人間との戦闘が多い作品なのかなと思いきや、

どちらかというと人間同士の情報戦、裏切り、レジスタンス対宇宙人側に支配された人間の戦いがメインです。
なので、エイリアンはあまり出ません。
外見の無機質な感じ?物語の中では非常に魅力的なキャラであり、
ここぞというときの宇宙人が登場するシーンは半端なく緊張感が出て画面から目が離せなくなります。

そして、ジョングットマンの演技が良かったですね。さらに所々に流れる音楽がパーカッションの激しいテクノミュージックで高揚しました。

ということで今までになかった斬新な内容で楽しめました。
テーマがテーマなだけあって映画作品そのものがコンセプトアートのようなもの。
これはただ観て終わるだけの映画ではなくて、観た後にテーマについて考え、ストーリーについて考察する課題を出されるといったような映画だった。
映画観た後考えるほうがこの映画の本題。
nsd

nsdの感想・評価

3.5
テロを起こすまでのレジスタンスたちの水面下でのやり取りの緊張感。登場人物のそれぞれの素性も詳しく語られることなく、テンポよく決行を迎える。この間、頭の整理をするのが大変でちょっと疲れる。ラストは、絶望の中にも希望がある的な?
ヒリッヒリ~

地球がエイリアンに征服された少し後のシカゴ。
エイリアン「統治者」に提供した地下の住居「閉鎖区域」への爆破テロを試みるも第一波は失敗。
第二波💣は成功するのか?実行出来るのか?

対エイリアンテロリスト達(レジスタンス)
vsエイリアンの手先の手先となった警察

✴️ウニ!


苦言・難点って程ではないが、
CGがB級感というか粗いかなぁ
kuro

kuroの感想・評価

2.7

このレビューはネタバレを含みます

タイトルと広告が本編とミスマッチで,SFだと期待すると肩透かしくらう。エイリアンに支配された国家(合衆国)という舞台で,反逆を試みるレジスタンスの活動を描いている。誰がレジスタンスなのかというオチがサスペンス的ともいえるけれども,むしろひととひととが意志をつなげあって支えられて生きているというオチがしっくりきた。
一方で,ノートパソコンでわざわざ昔のCRT風味の表示させたり,音声だけはカセットテープとむりやりアナログ感を出したり,なぞの画像・動画の吸い上げ工場と設定の粗さが気になった。特に天然繊維に張り付く爆弾を新聞紙にくるんでいるところはツッコミどころか。
砂場

砂場の感想・評価

4.1
雰囲気としてはトリュフォーの「華氏451」っぽい感じでド派手SFXを期待する人はがっかりするかもしれないが個人的にはかなり好きな一作であった。

地球が全面降伏をしてエイリアンに地球が統治されて9年。アメリカの警察は治安維持のためエイリアンの指示通り人々を管理していた。体内に埋め込まれたGPS、ドローン、盗聴などなど。

レジスタンス活動をする黒人の兄弟は幼い頃両親をエイリアンに殺されていた。警察&エイリアンによるレジスタンス潰しが激しさを増し、いよいよ壊滅かと思われたが、、、、

後半の途中くらいまでは、レジスタンスの抵抗活動がドキュメンタリー風速いカット割りで描かれ全体的に暗い色調もあり事態の進行が見えにくくキャラ判別も付きにいし、説明的な要素を省いているのでリアルな雰囲気に徹している。
ところが終盤〜最後は意外な展開があり案外エンタメとしても面白い。

自分は映画を見るときに現実との関係をどうしてもみてしまう癖があり、今回も今(2020年6月)アメリカで起こっている暴動とかシアトルの自治区とかのイメージを重ねてしまう。特に本作は荒っぽいカメラでドキュメンタリー風に撮影していることもあり現実と映画の区別が付かなくなる瞬間があった。
もちろん本作制作は2019年なので2020年6月の今が反映されているはずはないのだがアメリカで過去何度もいろんな暴動が起きておりゴッサムシティでもみられるように一種の原風景になっていると言える。
この映画の設定がユニークなのはエイリアン統治下の監視社会が失業率も犯罪発生率も低くなりそこそこ上手く行っているという点にある。
そうなると別にエイリアン統治でいいんんじゃね?という考えもありだと思うのだ。
ちょうど中国が経済成長をして豊かさが底上げされているため市民は監視社会をある程度許容していることと似ている。
「囚われた国家」で人々はそこそこ豊かであり、決して奴隷のような生活を強いられているわけではない。ここがよくあるディストピアものとは違う。
この設定だとこのレジスタンスが何を得ようと戦っているのかがボヤける気がするのであるが、一方でリアルだなとも思う。
「囚われた国家」はディストピアではないが自由がない。まさに”自由”を求めてレジスタンスは戦っているのだ。
kingsman

kingsmanの感想・評価

3.0
なんか新感覚な映画。
エイリアンにより統治されたアメリカ。
かなり内容は壮大だけど、全くエイリアン姿見せないな〜。
武力で制圧するだけでなく、この映画では、人間の植民地制作みたいに、傀儡国家にしてしまった。
もっと、ドンパチすれば、スピルバーグ級の映画にできたのにな。

いつの時代も、占領されても、レジスタンスはいますね。まさに歴史と全く同じ。第二次世界大戦時のドイツとフランスに重ねて見えた。
マッチに火を灯せ、そうすればチャンスはある。
keecolico

keecolicoの感想・評価

4.2
『第9地区』+『裏切りのサーカス』みたいで面白かった!本気で地球の資源狙うエイリアンは、こういうやり方するかも…という薄寒いリアル感と、それでも…!という希望。下々の者たちは知る由もないまま渦中にいるこの感じ!ヒリヒリ。
まぁその、エイリアン(映画の中では“統治者”と呼ばれる)を、誰かに入れ替えれば、いまの政治、かも。

エンディング!✨
kaz

kazの感想・評価

3.7
こういう雰囲気のSFもすきやけど人を選びそうな作品。
個人的には「統治者」と地球人の関係性を大航海時代のアメリカに置き換えることができる気がする。
悪かったところを先に挙げると、ポスターの二足歩行兵器とかほぼ出ないし動かんところ
ドンパチはやらないし、「予算の都合上見せられないよ!」という部分がたくさんあるんだろうな…というのがとても寂しい気持ちにさせてくれるが、そういう低予算で人間メインの映画なのだという前提で観に行けば非常に面白いと思う

設定の提示や関係性の見せ方は、常に必要最低限だし、セリフではなく動画で写すことによって進行させるので、観客は画面から「分かったこと」と「分からんこと」を常に拾う必要がある
またそういった説明に加えて、先の展開の予感としても部分的にクリシェを使ったりするが、だいたい予想をズラしながら話が展開するので割とハラハラするし、良い意味でいつ終わるのかわからない映画だった

エイリアンのデザインだけど、磁性流体みたいな生物なのかと思ったら、普通に宇宙服だったのが面白い
ハンターは普通に工学的な服を着てる
異生物的なデザインのエイリアン(そのままエイリアン)と、プレデターみたいなエイリアンが一度にただ服が違うものとして出てくるのなかなかないんじゃないかな?

第九地区とエリジウムの間くらいに出てたら売れてたのかな〜 でも広報の仕方はやっぱり詐欺だと思うわ