Misakey

我は神なりのMisakeyのレビュー・感想・評価

我は神なり(2013年製作の映画)
4.1
ダメ親父と詐欺師と牧師の三つ巴の戦いアニメ。

初全編韓国アニメ。
シネマートのサイトを見たら紹介されていたので気になり鑑賞。
原画の酷さに日本のアニメの凄さを思い知らされる。

でも、顔の描き分けが凝っている。
いつも韓国映画には「このおばさんどこから連れてくるの?!」と驚くほど漁村や農村にいるようなおばさんが登場するけど、
アニメも同じだった。やっぱりそういう所が凄い。
女性だから綺麗に描かないと、みたいなのが無い。

それから、さすが韓国脚本。凄まじい。気分が悪くてイライラする。
内容はなんでわざわざアニメなの?と思うぐらいよくある韓国映画的な話。
宗教の話はリアリティが出すぎるからアニメでやったのかな?

芝居も強烈。声優も上手すぎ。
ヤン・イクチュン、この前ケチュンばあちゃんで見かけたけど、何でも上手いね。
日本のアニメで韓国声優吹き替えのものが観たくなった。
最高のクオリティになるのではなかろうかと。

お話はもう、語るのは無理。いろんな要素が多すぎ。気分が悪くなるのに色々考えざるを得ない。
なんなら実写で観たい。
父親はミンシクとして、詐欺師はファンジョンミン、牧師はイジョンジェとか。
あれ?なんだ新しき世界じゃん!お話全く違うけどね!
建設中の骨組み建物に入るのは同じ。
……そういえば、なんであんなに韓国映画には建設中の建物に人が出入りするんかな?
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