我は神なりの作品情報・感想・評価

我は神なり2013年製作の映画)

사이비/The Fake

上映日:2017年10月21日

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「我は神なり」に投稿された感想・評価

「新感染 ファイナル・エクスプレス」

「ソウル・ステーション」
が非常に面白かったので
同じヨン・サンホ監督作ってことで

ミルフィーユ状の
イヤ味

絵が好みだからか

その
イヤ味が

清々しい

ヨン・サンホ監督
恐るべし!


―フェイク―
偽り、偽物




詐欺師に騙される村の人
傲慢なおじさんが抵抗?
立ち向かう?( )



宗教は人の支えでなければならない
決して金儲けの道具でないし
人を不幸にする宗教は
宗教とは言いません



宗教は
人生の挫折を埋めたり
生きる意味であったり
理由として利用できれば
それで いいと思う
閉鎖的な田舎が大嫌いってこと改めて感じた

実写だとすごく汚そう、悪臭が画面から漂ってきそう 勝手なイメージだけど
新感染のようなエンタメ!って感じの映画ではもちろんないけど後を引くタイプ
序盤から罵倒と不穏な空気。

くやしいけれど最後まで観れず。ちょっと雰囲気的に観るのしんどかった。

アニメーションだと余計、ことばの響きが耳につよい。

記録。
Rosso

Rossoの感想・評価

4.5
怪作であり秀作であり傑作!
これなんだよ、これ!
新感染のヨン・サンホ。前日譚のアレはクソだったからアニメーションはあかんのかと思いきや、クッソ好きだわこれ。
ヤン・イクチュンが声当ててるのもポイント高い。

純粋と無知は罪 と僕信じてやまないんですけど、
村の人々は思考停止して楽にすがって生きることを選択してますよね。
純粋で無知であることがむしろ彼らの救いになっている。皮肉〜。

これだから宗教絡みの悪事は撲滅されませんよね。
誰が騙されるねん信じるねんと思ってもこれだもん。
本当に失礼な話だけど、現時点で実生活でこの手の悪徳宗教どっぷりな人がこういう映画観ると気付きを得れるもんなの?(興味心)

見透せている一匹狼のおとっつぁんがクソ野郎なのもまたこの映画のカタルシスを高めるよねえ。
自業自得なんだわ、むしろ彼の存在もまた妻と娘をどっぷり浸からせる大きなトリガーでな。
いやはやうまくできておる...

これ詐欺師の男はアシュラで怪演見せてくれたファン・ジョンミン氏で是非実写で見てえ。

本当にね、全ての宗教を悪く言うつもりはないですし、袋叩きに吊し上げられ社会的に消されるのは分かった上で申し上げるとね、
ラストシーンに示された通り、
どっぷり信仰・盲信するっつうのは自らの生き方や在り方を放棄して逃げたも同義だと思うんです。
それでは聴いてください、
Saint Snow で DROPOUT!?
♪〜(前奏流れる )
なべ

なべの感想・評価

3.6
「宗教」は人々の救いの存在であると共に陰陽表裏一体であり、様々な危険性をも孕んでいる。即ち善良な人々の信仰心に漬け込み利用して金儲けや宗教犯罪を引き起こす悪人も同じく存在している。一歩間違えると悪にもなりうる信仰の危うさを呈しつつ、不条理な物語を描いた韓国映画らしいノワール作品。

『新感染』『ソウル・ステーション パンデミック』の《ヨン・サンホ》監督作品。また、『息もできない』『あゝ荒野』の《ヤン・イクチュン》が声優を務めている。

ダム建設によって水没予定地となった村に詐欺師の偽教団が現れ、村人は教団の言われるがままになっていた。主人公は教団の異変に気付き注意を呼びかけるが、村人も警察も主人公の言い分にまったく耳を傾けず”悪魔に憑りつかれた男”として煙たがれていた。

現代においても宗教は多数存在し、それぞれ異なる信仰で人々に心の安らぎや癒しを与えているが、一方で考えが偏ると〈オウム真理教〉のように非道な宗教犯罪を引き起こしかねない可能性を秘めている。本作では信仰心を悪企みに利用する人々と、騙されて信仰に翻弄される人々を悲劇的に描いている。また、本作では宗教に限らず暴力・虚偽・金欲・売春…等々、非行に塗れた人間の醜悪さが多くの場面で表現されていた。

悪人だけに限らず本作では多くの善人が登場するのだが、その人々が悪に蝕まれ徐々に弱体化していく様子が見て取れて余計胸が苦しくなった。神=絶対的な存在として崇め奉る人々に狂気さえ感じた。これは本来信仰が齎す道徳的進歩や人としての尊厳、価値を守る役割とは真逆の働きをしてしまっている。正に信仰が根差している目的とは真逆の悪い例である。それを難しいテーマにも関わらず韓国の格差社会の現実と共に人間の本質を問うように描いた脚本は流石の一言だ。

本来は精神の開拓により多様性に溢れた社会として肯定的であるべき筈なのに、世界的にも宗教絡みの紛争やトラブルが頻繁に起きており万国共通の社会問題として各宗教への認識や理解が求められているというのが現状だ。本作はそんな宗教問題を重い話ではあるがアニメーションで分かりやすく描いているので、是非とも色んな人に見て欲しい。
Atomy

Atomyの感想・評価

-
もうすぐダムの底に沈む村。そこの住人は教会に住み、いずれ天国に行くことを熱望して補助金をすべて差し出している。

何かがおかしい。そんな観客の感覚をともにする唯一の人物。主人公なのにこんなに応援できないことってなかなかないw

思考を完全に止めた住人たちも恐い。

いったい私は何を見たんだろう。
なんだったんだろう。まともに観てたらおかしくなりそう。

人間って、どうしても知りたいんだと思う。自分の人生の価値や死んだあとに幸せになれるかどうかなんかを。答えを探して、何もないところから根拠になりうるものをかき集めてくる。

『沈黙』でもそうだったけど、神が答えることはない。むしろ答えてもらっちゃ困る、ぐらいの勢い。
自分に都合がいいように解釈できるように。うかつに答えが降ってきてボロが出たら困るから。


あんなに何回も刺されても死ななそうな男、現実世界でも一人だけ知ってる。
救いなんて初めから求めていない!人間なんてしょせんはクズだから、、。

そんな映画、、、?^^;

フォロワーさんのレビューで、大好きな「シークレットサンシャイン」の名をあげられていたので手にした作品。

なるほど題材に似た部分はあるけど、あの作品には、微かな光が感じられたのに、この作品には、深いダムの底のように全く光が見えない^^;

実写でも良さそうな話ですが、なぜこれをアニメにしょうと思ったんだろう? ちょっと無機質な絵が絶望感を醸し出してる感じはしますが、韓国ならやはり実写でも良かったんではと思います。

この監督は、この後、胸の熱くなるエンタメである「新感染」を作ってますが、随分印象の事なるアニメでした。

それにしても、宗教というのは薬にも毒にもなるから怖い^^;
キャラクター組み合わせが良くできてる。
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