生殖機能を失った人類
人口の30%はウイルスで還らぬ者に
地下で独自進化を遂げた人工生命体”マリガン”
彼らに希望を見出した人類
繁栄のヒントを探すべく
地下へ、更に地下へ
落ちて落ちて落ちていく
食物は連鎖する
食べられればコレになる
目的を果たすため生きて帰る
ジュリアン、フランシス、アレクサンドル
地獄の三鬼神
あいつら、天国に行けたかな?
感想です。
もう少し変な作品なのかと高を括っていたのですが、随分エンタメ的な作品で、文字情報が多い作品でした。ストップモーションにも関わらず、よく喋ります。
「ねー、職長」「ケチケチケチケチ」「カピカピパダラ!」が印象的です。
本作のレビューを書くにあたって避けて通れないのは、これをほとんど一人で作ったというクレイジーな逸話。しかも、「これ一人で作ったんだぁ、すごーい」系の作品では全くなく、しっかりしたスタジオを構えて作成したレベルの仕上がりなのが驚愕です。言われなきゃ、一人で作っただなんて思いません。
ただ、ストーリーが個人的にそんなでもなかったので、絶対観て!とかは言いません。でも、世界感は好きでしたし、ちゃんと資金源もできて続編を製作予定らしいので、続編が公開されれば観ます。
気になってる方は、観て損しない作品だと思いますので、予告編に唆られた方は劇場へGOです。