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JUNK HEAD(2017年製作の映画)
4.1
未知がいっぱい、地下世界の冒険。
人類存続の鍵となる不思議な生命体マリガンの謎に迫る、ロマンあふれるワクワクの101分。

登場するのは主にこの3種族。

主人公(人間)→本体は頭部のみ。機械の身体を借りて大冒険。(カワイイです)

マリガン→バリエーション豊かな人工生命体。人型。長い年月を経て独自進化。(キモカワです)

怪物→知能を持たないマリガンの野生種。凶暴。(グログロのキモキモです)

…凄まじい完成度!
スタッフロールはほぼ監督の名前で埋め尽くされており、その狂気に近い執念に笑いが込み上げてきます。
最後に流れるメイキング映像には計り知れない情熱を感じ、心底感服しました。

世界観やキャラクターの作り込みはしっかりしており、観れば観るほど味が出るこだわりの逸品。
クリエイター魂が迸っております。

終末世界ものなので重いのかなと思いきや、小気味いいギャグも飛ばしながらの展開で最後まで飽きずに観られます。

BGMが時折(いい意味で)チープかつレトロな感じでたまらんです。
キャラクターが喋る独特の言語は風変わりな響きですが、時折バリバリの日本語ぽいものが混ざっていてクスッと笑えます。

3部作の1作目ということで、世界の全貌はまだ見えませんが、次作はほんのちょっとスタッフさんを増やして頂いて、7年よりは早く続編が観られることを心待ちにしています。


余談ですが…。
"ジャンク"ヘッドということで、少し"ジャンク"フードのお話を…。

私フライドポテトが大の好物でして、映画館ではポテトにコーラがお決まりです。
アメリカンな組み合わせで、順調に脂肪を蓄えております。

ちなみに、本編開始前には食べ終えて、万全の体勢で鑑賞に備えるのが私の流儀であります。

コロナには早く撤収して頂いて、劇場の経営を支える意味でも、映画もフードも気兼ねなく楽しみたいところです。
フード&ドリンクは劇場の大きな収入源ですからね。

皆さんは映画館に行ったらば、何をお供に鑑賞してらっしゃるのでしょうか?