ぶんぶん

累 かさねのぶんぶんのネタバレレビュー・内容・結末

累 かさね(2018年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

土屋太鳳×芳根京子のダブル主演!
大女優の母の遺した口紅を塗り
キスで互いの顔が入れ替わるぅ〜!
時間制限12時間!
ファンタジーサスペンスドラマ!笑
怖い話と思ってたけどオモロかったー!

土屋太鳳ちゃんの演技にびっくり!
かわいいだけの女優さんじゃなかったんだ!
この2人の顔は似てないか?
芳根京子はモヤさまで知った女優さん
その後コタキ兄弟四苦八苦にも出演していて
コメディドラマでユニークな役柄だった。

あとポッと出の横山裕!
クールな役柄演じてるけど
バラエティのイメージしかないから笑える!
めっちゃくちゃクッソ羨ましい仕事!!!
なんだよアレ!
台詞ほとんどねーし!
太鳳ちゃんにチュッ♡キスするだけのお仕事。
もしかして金払ってんのか?

あ、浅野忠信酷い演技だったね!笑

漫画が原作でドロドロのサスペンス
累は自らニナに近付いて顔のみならず
人生を奪うという恐ろしい女!

映画版は容姿は醜いというが
大きな傷があっても美人は美人!俺が貰う!

累の母親は美人の大女優!
母親の死後は親戚に疎まれ
顔の大きな傷のせいかいつも下を向いて…
だけど生まれ持った天才的な女優の演技力と
母親から託された謎の口紅…
そして近づく怪しげな男の羽生田…

ニナの代わりにオーディションへ…
大人しい性格の累は断れない。
顔を貸すニナは
性格のキツい女性の描写があるが
眠り病?持病持ちの実はピュアな女の子。

醜い顔で不遇の扱いを受けていた累
奇病で上手く生きられないニナ
どっちも可哀想な女の子なのだ。

大人しく控えめだった累は
女優として演じる事で自信を得て
ニナの身体を利用するのに抵抗はもはやない。
ニナが病気で眠っているうちに
好きだった男は知らぬ間に累に奪われ
母親さえ累とは気付かない。

病気の悪化で身体を利用され続けるニナ。
サロメの初舞台
ニナは口紅の効果時間を使って
舞台で累の顔を元に戻そうとしていたが
累は全てお見通しで失敗に終わる。
ニナと累と揉み合いになり2人は落下…
累は起き上がれないニナにキスし
舞台に戻り演じ切る!狂気!

サロメの台詞と物語がリンクする。
累とニナが交互に言う
首を斬られたヨカナーンへ
お前に口づけしたよと…

傷のある顔も実は小学時代の同級生の顔。
虐められていた仕返しにと顔を取り替えて
揉み合いになり顔に傷を負って
同級生は足を滑らせて転落死。
顔を奪った者が死ぬと
完全に顔を奪えるという恐ろしさ!
でもそれだと…

母ちゃんの謎の口紅はどこから?
ホントの人はどんな人生送ってきたのか
気になるところ。
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