のこ

累 かさねののこのレビュー・感想・評価

累 かさね(2018年製作の映画)
4.3
最後まで緊張感があり見応えたっぷり~😊
ダークな雰囲気の中、どういう展開になって行くのかどきどきしながら鑑賞!
インパクトがあり余韻たっぷり スイスで観客賞授賞~😊
素晴らしい出来の作品になっている。

松浦だるまの漫画を土屋太鳳と芳根京子のダブル主演!
「顔が入れ替わる」設定で顔に傷ある累と舞台女優ニナを芳根と土屋がそれぞれ演じ分ける! 

土屋太鳳の素晴らしい踊りと元気良さは役通り、いつも通りの美しさ、かさねの心がはいったニナ役も良かったが(芳根の繊細な演技力でカバー 大根の太鳳には芳根ちゃんの内面の演技があったからこそ引き立った)
一方 顔にコンプレックスがあり 心に傷を抱えているかさね役の芳根京子の演技に終始惹きつけられ「心が叫びたがってるんだ」の切ない彼女を思い出してしまうくらい この作品も心に響いて、芳根ちゃん凄く上手かった!
NHK連ドラで鍛えあげられた演技力でしょうか~!!
奥行のない土屋太鳳の演技に芳根ちゃんが目いっぱいホローで深みのある作品に!

またニナのマネージャー役でニナと累を引き合わせる羽生田役の浅野忠信も彼らしくいい味を出して 
大女優として知られた累の母・淵透世役の檀れいは見とれてしまうくらい、あたたかみのある美しさは たまらない(#^.^#)

顔を入れ替えただけで人生が一転! 自分の居場所があり見る目が違う!口紅によって別の人生を謳歌し始めたかさね~!どんな結末が待っているのか?
是非劇場でお楽しみください。
面白いですよ~😊

あらすじ~伝説の女優の娘・淵累は天才的な演技力を持ちながら、自分の醜い外見にコンプレックスを抱いて生きてきた。
彼女の母親はキスした相手と顔を取り替えることが可能な謎めいた口紅を娘にのこす。
一方、舞台女優の丹沢ニナは美貌に恵まれながらも花開かず、女優として大成することに異常な執念を募らせていた
やがて二人は出会い反発し合いながらも、互いの短所を補うために口紅の力を使うことにする。
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