《2018#194》
原作は未読。
口紅で顔を取り替えることができるというストーリーが面白そうでちょっと期待値高めになってしまいました。
面白くなかったわけではないですがちょっと物足りなさを感じてしまいました。
でも太鳳ちゃんと京子ちゃんの演技は圧巻で目が離せず引き込まれました。
丹沢ニナ(土屋太鳳)は恵まれた美しさを持ちながらも舞台女優として花開かずにいた。淵累(ふちかさね•芳根京子)は容姿にコンプレックスを持ち劣等感を抱いていたが、母親ゆずりの天才的な演技力を持っていた。
その二人が出会いお互いの欲望【美貌と才能】が一致し口紅の力で顔を入れ替える。
太鳳ちゃん、京子ちゃんそれぞれ一人二役を演じ分けていて凄かった。京子ちゃんの演技も良かったけど、太鳳ちゃんも良くて!特に終盤劇中劇のサロメで踊る太鳳ちゃんが素晴らしかった!
艶っぽく、力強く、縦横無尽に踊る太鳳ちゃんは最高でした。
ニナのマネージャー役の浅野忠信は何を考えているのか分からない、どちらの味方か分からない曲者を上手く演じていました。
累の母親役の檀れいは美しすぎる✨そして少し怖かった。キャラに合ってました。
二人の演技バトルは見応え十分で楽しめました♪
ただちょっとどうなんだろうと思う所があった。 ちょっとネタバレを含みますのでご注意ください⚠️
それは二人が憧れ惹かれる演出家(横山裕)です。外見がニナで中身は累を好んでいた。でも本物のニナには興味がなかった。では本物の累だったらどうだったのか。まぁ外見だけなら結果は見えているけど、演技力、雰囲気も含めての累だったら。そこも描かれていればまた違ったかも。
劇場鑑賞 #93/2018