けーすけ

累 かさねのけーすけのレビュー・感想・評価

累 かさね(2018年製作の映画)
3.2
2019/06/23(日) TSUTAYA DISCASの定額レンタルで届いていたので鑑賞。

漫画原作なんですよねー。
数年前に職場の女の子がオススメ!って言ってた記憶もあるけど、
結局漫画は読まないまま映画を見てしまった。
土屋太鳳ちゃん大好きなものでして…。

正直あまり期待していなかったけど、めちゃ面白かったです!
期待値が低かったせいもあるかもだけど。
とりあえず土屋太鳳の演技がめちゃ凄かったので、それだけでもオススメできます!

以下、思いのままにつらつらと。核心ネタバレはありません。
ただ酔っぱらいつつなので脈絡ないのはご容赦を~。











芳根京子演じる淵 累(ふち かさね)は、伝説ともいえる女優だった母親を持つが、
幼少期のとある事で顔に大きな傷が。
以来その傷のコンプレックスに苛まされ生きてきた。

片や、土屋太鳳ちゃん演じる丹沢ニナ、顔の美しさはあるものの、演技はポンコツという舞台女優役。


累が持つ口紅を使いキスをすると、双方の顔だけが入れ替わるというのがこの映画のキモ。
そして顔が入れ替わったらずっとそのままってことはなく、ある一定時間で自動的に元に戻るっていうのも良い設定でしたね。
(とはいえ、その時間で本当にトラブルが全くなく過ごせたってのは現実的に考えると疑問だけど)


とりあえず、土屋太鳳ちゃん演じるニナの導入部が狂気だったw
嫌な性格っていうのを印象付けたいのだろうけど、
“初対面”の累に罵詈雑言の嵐。
ここはちょっと最初からドンビキでしたよ…。笑


芳根京子と土屋太鳳のキスシーン、一体何回あったのだろう。
ただ単純に顔を入れ替える作業の為のキスなので、エロさとかは全然ありません。
超軽めな百合ですね(違
顔が入れ替わる時の演出も、CGやらをキチっと使って不自然にならないようにしてたのも好印象。

ただ、頻繁に入れ替わるから口紅の残りが気になる…。なぜ無くならない!!!!
まあ、そんな事はご都合主義でどうでもいいか。



全体通して太鳳ちゃんの演技力すげえ!!!!!でした。
ドラマとか、映画でこれまでも見ていたので、
実力ある女優という事は十分認識していましたが、
改めて凄さを思い知りましたよ・・・。


で、芳根京子も凄い。
太鳳ちゃんの演技は「入れ替わってる」感がグっと出て、
当然性格も入れ替わった感がビシバシ放たれてます。
芳根京子は前半はそれほど存在感があるように思わなかったのだけど、
後半からガシガシ攻めてきます。

芳根京子がワインを飲みつつ太鳳ちゃんの帰りを待ってた場面があったのですが、
そこのシーンが凄くゾワゾワしたのでぜひ注目して見てくださいな。
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