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ハッピー・デス・デイのコマミーのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
3.8
【繰り返す】


[気まぐれ映画レビューNo.75]




「パラノーマル・アクティビティ」の第2作目からの脚本を担当した、"クリストファー・B・ランドン"。そんな彼はシリーズ第5作目で監督デビューを果たし、その後タイ・シェリダン主演の「ゾンビワールドへようこそ」で、2作目の監督作を撮った。

そんなクリストファー監督が、"ブラム・ハウス"と共に製作し、独創的なホラー作品として、話題を呼んだ作品がこの「ハッピー・デス・デイ」だ。主演は「ラ・ラ・ランド」の"ジェシカ・ローテ"。彼女の演技もとても素晴らしかった。

いわゆる"ループもの"と、「スクリーム」シリーズのような"覆面"を被った何者かに襲われると言う、"スリラー"を掛け合わせた作品と言うのが本作の一つ目の大きな魅力だと思う。ここ最近のスリラー作品で映画ファンがこぞって面白いと思った作品は本作が久々の出来事だと思う。私も本作を観て、かの「バタフライ・エフェクト」以来の興奮を憶えた。
もう一つの魅力はその"テンポの良さ"だ。あまりに痛快で、ラストまで目が離せない。無駄な所はあまりなく、テンポ良く進む。まさに、本作のようなスリラーにもホラーにも"望まれる要素"の一つが本作に詰まっているのだ。

本作には続編がある。その続編も好評を受け、一躍監督は有名な監督になった。

奇抜すぎず、難しすぎない。しかも回りくどい説明を省いたループものスリラーの最新形態が、この「ハッピー・デス・デイ」なのです。
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