高瀬とうや

ハッピー・デス・デイの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ビッチな女が殺されタイムリープで何度も同じ日を過ごす。
って設定だけで面白いでしょ、コレ。
こういったタイムリープなので、印象最悪だったビッチがどんどん改心して最終的にキュートだと感じるのも鉄板。
何故誕生日が嫌いなのか、というのも明らかにされるし、根っからのバカ女じゃないとわかっていくのも良い。
父との和解も思わずホロリ。

連続殺人犯が自分の命を奪うベビーフェイスだと誤解したのが、焼き殺される前の警察車の無線と病院の廊下で見た見張りの警官ってのはちょっと説得力が薄いかと思ったかな。
真犯人がルームメイトだったのは予測してなかった(犯人がそれぞれ居て、人間関係を改善していっても他の殺人者が命狙ってきてるかとおもったけど、それだと1日で解決しきれないか)のだけど、最初のケーキに毒を仕込んでいたとかって、炭水化物摂取しないって知ってたじゃん?と違和感が。

うん、でも文句なく面白い。
・・・んだけど、2があるんだよなぁ。
今作で綺麗に終わってる分、2が蛇足に感じられませんように。

【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
ビッチな主人公、ツリーは酔って面識のない男カーターの部屋で目を覚ます。
携帯からはツリーの誕生日を一緒に祝うために父親からコール鳴り響く。
しかし、それを無視し、過去一夜を共にした男を「初デートでサブウェイに連れて行くような男なんて願い下げ」と嘲笑い、ルームメイトのロリが作ってくれたバースデーケーキをゴミ箱に捨て、不倫相手の医師・グレゴリーをかどわかすクソ女ぶりを発揮する。
そして夜、パーティーに向かう途中、ツリーは赤ん坊の仮面をかぶった何者かに殺されてしまう。

が、再びツリーは自分の誕生日にカーターの部屋で目を覚ます。
タイムリープが起きたのだ。
それに気づいたツリーは殺害されないように用心するが、何度も同じ仮面をかぶった者に殺されてしまう。
心身ともに疲れ切ったツリーは、カーターに打ち明け二人は心の交流を重ねる。
ひょんなことから自身の通う大学の病院に連続殺人犯トゥームズが運び込まれてると知ったツリーは仮面の人間がトゥームズであると確信する。
拘束されていたハズのトゥームズが見張りの警官を殺し、居合わせたツリーに襲い掛かった瞬間、心配してついてきてくれたカーターがツリーをかばい、トゥームズに首をへし折られ殺されてしまう。
トゥームズを追い詰めたツリーだったが、このままタイムリープから脱出したらカーターが死んだままの世界だと気づき自ら命を絶つ。
停電を利用し、トゥームズを射殺し、これですべてが終わり・・・だと思った矢先、またタイムリープしてしまう。
気を失う寸前に口にした、カップケーキに毒が入っていたと推測し、料理してくれたロリが全ての真犯人だと知る。
医師・グレゴリーと不倫関係だったロリだったが、ツリーに心変わりして捨てられたので逆恨みに思っての犯行だった。
格闘の末、ロリに毒入りカップケーキを食わせ窓から蹴り落とし、決着をつける。
一連の事件が露見し、ようやくタイムリープから脱却できたツリーはカーターと付き合うようになる。
高瀬とうや

高瀬とうや