勝ったのは農民だ

ハッピー・デス・デイの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

※今回に関しては、これから観る予定の人は絶対に読まない方が良いと思います。
かなりネタバレします。🙇🏻‍♂️






本来なら観ないタイプの作品なんですが、フォロワーさんのレビューをよく目にするので以前から気になっていました。

読んだレビューの記憶を一旦ゼロにして鑑賞しました。🤯



ホラー映画みたいなパッケージですけど、そんなに怖い映画じゃないです。😄

このfilmarksで”似ている映画”に

トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とか、

それこそ、劇中でカーターも口にしていたビル・マーレイ主演の『恋はデジャ・ヴ』とか、


がリストアップされている時点で

”タイムループの映画”だと推測する人は多い筈です。⏰


あと自分は、漫画の『ジョジョの奇妙な冒険』の第五部「黄金の風」のラスボスを想起しました。😇

とにかく、

“今までにも何本か作られてきたワン・アイデア映画💡の設定の話を、マイナーチェンジして新しく作った”って印象です。

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【好きなポイント】

①まず、UNIVERSALのカンパニーロゴが繰り返されるオープニングは気が利いていますね。🌎


②予定調和かもしれないけど、

・主人公ツリーが、ある人物の為に死ぬことを選択する

・過去を悔い改めて、不和だった父親と仲直りする

とか、期待していた通りに話が展開するので観ていて気持ち良いです。😄


③ラストで一度は危機を乗り越えたと思いきや、更にその先に真犯人がいた展開です。

あっさり凶悪犯が自分からマスクを取ったので、なんか妙だと思っていたんですが、案の定、別に真犯人がいたのでスッキリしました。😄


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【嫌なポイント】

❶ はっきり言って、主人公のツリーが冒頭からかなり嫌な女で、「あんたが死んでも別にどうでもいい」って気分になりました。😤
『オールド・ボーイ』のパターンで、そもそも嫌な奴だからこそ容疑者が多すぎるんです。🕵️‍♀️


❷全裸で歩き回った日とかは、むしろ死なないと彼女のその先の人生は地獄でしょうね。😂
しかも、あれって犯人探しの上で全く不要な行為なんです。

人間、どうせ死ぬと分かっていても、あぁはなりたくないと思いました。😅


❸真犯人の殺人の動機が弱いです。🤔
ツリーがあそこまで殺されないように工夫を重ねても、なんとしてでも殺しにいくほどの殺意とは思えませんでした。

それに”主人公が殺されるのを阻止するチャンス”を沢山与えられたなら、

同様に”真犯人が犯罪を犯さずに人生をやり直すチャンス”も沢山あって欲しかったです。🔄


❹何よりも振り返って考えたら、

真犯人の最初の犯行の手口はあからさまな毒殺なんです。☠️

彼女が素直に”あれ”を食べていたら、この事件はあっさり解決出来たはずなんです。🕵️‍♂️

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【続編『ハッピー・デス・デイ 2U』も観ますよ。】

あと、映画の本筋とは全く関係ないんですが、ジョン・カーペンター監督作品『THEY LIVE/ゼイリブ』🕶のレビューを最近、このfilmarksで目にすることが多かったんですが、カーターの部屋にそのポスターが貼っていました。😄

ただでさえ印象に残りやすいデザインのポスターなうえに、あの朝起きるくだりを何回も繰り返して見せられたら、さすがに印象に残りますね。📳


主人公ツリーにイライラしつつも、100分の上映時間で観ている間は退屈はしなかったです。♨️

続編の『ハッピー・デス・デイ 2U』も続けて鑑賞します。