「時をかけるビッチに明日は来るのぉぉぉ?」
このキャッチコピーが天才的にB級で、天才的にそそる笑
全然グロさないから、ホラー苦手な自分でも余裕で笑えた。イットよりも数段軽い気持ちで見られるホラーコメディね。(そもそもイットはコメディじゃないか)
推理要素もあって、しっかり予想外の展開してるし、アイデア勝負で完全KO勝利の良作だなあ。
個人的過ぎる話では、自分の就活と重なって面白かった。
自己分析もテスト対策も大してしないで、謎の自信で選考に挑んでは殺され、段々と謙虚になるも、やっぱり殺され、やっと辿り着いた最終面接でも殺され、振り出しに戻る。いつになったら終わるんだコレと。
就活ひと段落して久しぶりに腰を据えて見た映画がこれだから、なんか感慨深いね。
志望動機も信念もなかった就活ビッチとしては、もともと考えてたような良い男は捕まえられなかったけど、ご縁があった会社がカーターみたいに良い人だったらと思う…
この余談みたいに、本作は構造的にいろんなものに当てはめて考えられそうだから、そういう汎用性も売れた要因なのかな?と思ったという雑な締め