ねこぜ

祈りの幕が下りる時のねこぜのレビュー・感想・評価

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)
4.0
原作を読んでいたので映画化を知ってからめちゃくちゃ楽しみにしてました。
(ただ面白そうと思って読んだだけなので、新参者シリーズとか未だによくわかってないやつのレビューでございます。)

あれだけのストーリーを2時間でまとめてるだけあって、序盤のスピード感はものすごい。原作読んでてもあれ?これはつまり?と立ち止まることしばしば。そしてもうしょうがないんだけど、かいつまみすぎて原作の要点をまとめただけの映画にも見えてしまった。

しかし浅井親子の心中回想シーンから全部持ってかれる。もうほんとに涙止まらない。映画館でこんなに泣いたのはじめてかも。入り込めすぎてこっちまで動機息切れしてくる。博美役の迫真の演技が恐怖をより生々しく感じさせてきてもはや痛い。。改めて悲劇すぎる悲劇だと思った。。

キャストはメイン以外あんまりわからなかった。。あえてあの感じにしたのかな?
女性キャストの演技がみんな素晴らしかった。ほんと博美少女役の演技力に魅せられた余韻がすごい。そして201さん恐ろしすぎ。

観たあとはしばらく放心状態になること間違いなしです。これを機に新参者シリーズ勉強してみよかな!
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