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祈りの幕が下りる時のmasaのレビュー・感想・評価

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)
4.0
死体腐乱事件。
ホームレス焼死事件。
2つの事件から始まる壮大なヒューマンドラマ。

事件の手掛かりは、加賀の過去。父との確執、母の失踪。
その真実が明らかとなる。


観てる人の心を抉ってくる。
全ての真実が繋がったとき、涙なしには見られない。

祈りの幕が下りるとき、悲しさで満たされる。

だが嘘から始まるのは
悲劇だけではない。
嘘は人の心から
生まれるものだから。


松嶋菜々子、小日向文世の鬼気迫るような演技力、初めて表情だけで恐怖を覚えた。
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