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祈りの幕が下りる時のzonomanのレビュー・感想・評価

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)
3.8
新参者シリーズのラスト。
全ての作品を覚えている訳ではないが、ドラマシリーズが好きで本作も鑑賞。

"親子愛"が描かれた作品で感動してしまった。

本シリーズはどの作品も重厚感があり、じっくりと描かれている印象だが本作も同様、前半パートはキャラクターの過去と事件の手掛かりとなるヒントが散りばめられている為、その複雑さに所々置いていかれないように注意が必要です(要所要所で春風亭昇太さんが相関図でバッチリ説明してくれるので安心ですけど笑)

ラスト30分ではその散りばめられた伏線が次々と繋がっていき、ミステリーとしてはもちろん大満足ですが、解決した先に待っているこの感情は何とも言葉にしがたいものです。

にしても、小日向文世さんの演技が凄すぎて、観賞後も表情が鮮明に残っています。

シリーズものならではの伏線や細かい遊び心など楽しめる要素も多いので、時間があれば再度見返したい作品です。
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