ゆず

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛編のゆずのレビュー・感想・評価

3.9
島にやわらかアッパーされてる古代の「むぅ〜…」て顔が良い。

第7話〜第10話相当の96分。いろいろ凄いことが起こった…。
まずガトランティスの桁外れの艦隊規模、まるでイワシの魚群のように見えた。ヤバい。ガトランティスの軍事力ヤバい。国家予算を軍備に全振りしてそう、ヤバい。
一方、ヤマトはまず防疫がガバガバ。あっという間に艦内汚染されていく。
でもそんなヤマトにホッとする自分もいたりするよね。

純愛篇が純愛篇たる理由であるところのあのエピソードは凄いところを突いてきたなと思った。
大帝の策略によって古代はどう選んでもろくなことにならない選択を突きつけられるんだけど、そのジレンマを克服させようと雪が動いたのが素晴らしい。
守られるだけのヒロインではないという表明にもなっている。実際はあの瞬間はまさに守られるヒロインだし、足手まといにもなっているのだけど、それでも何かを選択することはできるんだという。
その上でちゃんと森雪っぽい答えになってるんだよね。古代と雪っぽい答えになってるんだよね。ひいては宇宙戦艦ヤマトっぽい答えになってるんだよね。
パンフのインタビューなど読むと、正しい答えではないと自覚した上でのああいうエピソードになったらしい。間違いながら進んでいくというのは、前作2199から進歩した部分かもしれない。

正直、このバカップルが〜!と思わないこともなかったけど(笑)

あとやはりラストのあのお方が良かったよね。



10/17 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛篇 @MOVIX仙台
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