キョウ

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛編のキョウのレビュー・感想・評価

4.5
イスカンダルと沖田艦長の
「波動砲を使わない」という約束が、
古代の心に重く残っています。


その古代を支えつつ背中を押してくれるクルー達。
その中でも斎藤の強い"激"が印象に残ります。

彼は約束のことを知らないので、それほどに強く言葉を投げ掛けることができますが、それがヤマトに対する客観的な見方を
観ている我々に分からせてくれた気がします。


古代は今後、その鎖とも言うべき約束と
どう向き合っていくのか注目です。



そして今章で一番驚いたのは、ズォーダーによる「愛とは何か」という問いかけでした。


古代は苦しんでズォーダーに選択を突き付けられる場面。古代と雪の生み出す「愛」がそれに対する答えを出します。


敢えての、
ご都合主義っぽい"美しい"場面にも関わらず、遠い場所にいるズォーダーとの戦いになっているところが見応えを感じました。



リアル考証は控えめな章となりましたが、
心情を映し出すドラマとしてはピカイチだと思います。


声優の演技も迫力があって、アニメとしてのクオリティの高さにも目を見張ります。
キョウ

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