イスカンダルと沖田艦長の
「波動砲を使わない」という約束が、
古代の心に重く残っています。
その古代を支えつつ背中を押してくれるクルー達。
その中でも斎藤の強い"激"が印象に残ります。
彼は約束のことを知らないので、それほどに強く言葉を投げ掛けることができますが、それがヤマトに対する客観的な見方を
観ている我々に分からせてくれた気がします。
古代は今後、その鎖とも言うべき約束と
どう向き合っていくのか注目です。
そして今章で一番驚いたのは、ズォーダーによる「愛とは何か」という問いかけでした。
古代は苦しんでズォーダーに選択を突き付けられる場面。古代と雪の生み出す「愛」がそれに対する答えを出します。
敢えての、
ご都合主義っぽい"美しい"場面にも関わらず、遠い場所にいるズォーダーとの戦いになっているところが見応えを感じました。
リアル考証は控えめな章となりましたが、
心情を映し出すドラマとしてはピカイチだと思います。
声優の演技も迫力があって、アニメとしてのクオリティの高さにも目を見張ります。