プライム・ターゲットの矢吹健を称える会のネタバレレビュー・内容・結末

　主人公たちを追い詰める、というか、可能性をひとつひとつ潰す描写が、執拗で良い。加えて、主人公と行動を共にするStijn Van Opstalという人が演じる役（IMDbでは「Driver」としか書いてないが）がすっごいいやらしい。この人が退場するまでは常時ふりきれんばかりのテンションで大変面白い。
　しかしこれが犯人の正体と目的がわかったあたりから雪崩れるようにダメになっていく。オチも空しい。が、中盤までは興奮した。