このレビューはネタバレを含みます
人工呼吸器を付けて身動きもとれない入院中の女性が、病院で悪霊『ネイルズ』に襲われるホラー。
過去の真相も、ネイルズの狙いも、オチの意味も、全部よく分からなかった。
一体どういうこと？
物凄く消化不良。
この1時間半はなんだったのだろう…。
子供の頃、実際に自分が入院した時に怖かった記憶は無いのだけれど、今この年齢で入院したら、むしろ色々と考えて怖くなりそう。
個室の方が良いなあとは思うけれど、夜だけは大部屋に行きたい。
かといって、横が寝たきりの人は嫌。
というのは病院ホラー物を見るといつも思うこと。
今回もそんなことは考えたけれども、映画自体は別に怖くないし、最後も訳が分からないままだし、何とも残念な映画だった。
ネイルズの造形は結構好き。
壁の穴から這い出てきて可愛い。
どちらかというとホラーゲームにでてきそう。
旦那がダメすぎて、そこに物凄くイライラした。
不倫はする（多分）し、入院している妻を責め立てるし、最低な男だ。
娘も緊急事態とはいえ、ママを叩いて驚いた。
主人公の女性が全く魅力的でなかったのが残念。
人工呼吸は素人がスポッと抜いて、何の手当をしなくても大丈夫なものなのだろうか。
あの段階で死んでいるような気がする。
しかし、なんでネイルズは主人公を襲ったのだろう。
過去に入院していたという、まさかそれだけでは無い…よね。
監督の狙いを聞きたい。
