ひな菊

シンプル・フェイバーのひな菊のレビュー・感想・評価

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)
3.8
ハラハラする駆け引き、謎解きと痛快などんでん返し、そして人間の業、哀しみ。
台詞がテンポよく、伏線も小気味よく回収されて、サスペンスでも重すぎず、面白かった!

エミリーの登場シーンから、凛々しくゴージャスな佇まいと、堂々としつつ乱暴な言葉遣いに一瞬で射抜かれてしまった。なんと格好いいのか…。

対比するようにちょいダサく、ブログが趣味なお人好しママ、って感じに描かれてるステファニーが、中盤から覚醒したかのようにぐいぐい物語を切り拓き、核心に迫っていく。彼女、強い。。

子供たちが可愛いのをはじめ、登場人物がみんな生き生きしててよかった。特に刑事さんとのやり取り好き。クスッとする場面もいっぱい。

何が本当で、嘘なのか、裏切られるのが気持ちいいくらい。とりあえずマティーニ飲みたい!
ひな菊

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