アナ・ケンドリックとブレイク・ライヴリーが主演ってことしか前情報を入れてなかったので(ポール・フェイグ監督なのも観て知りました)、どんな映画なのかまったく読めない感じがめちゃくちゃ面白かったです!
冒頭、チャカチャカした編集とパッキパキの安い照明で嫌な予感がしていたんですが、アナケンとブレイク・ライヴリーの魅力でどんどん引き込まれていきました。
そして、チャカチャカ編集や安い照明に実は虚構だらけの現代を痛烈に皮肉った裏メッセージがあるのでは!と思わせる頃にはもうワクワクは止まりません。
バカバカしいなあと思ったらゾッとさせられたり、身構えていると結局くだらなかったり、掴みどころのなさが面白かったです。
正直、トリックはものすごく力技なんですが、終盤まではあまりにテンポが良いので結構ごまかされて観れてしまいました。
さすがにラストは幼稚すぎないか…と思いましたが、まあそれも含めてビックリで楽しみました。