『太陽を追いかけられるのは成長期だけなのかもね』ほんとにそう思う。わざとらしい深みのある物語と違って向日葵と太陽が眩しいリアルな感じ良かった。
キラキラしたものがなくてモヤモヤ過ごすだけなところに何かを見つけて夢中になる。それでちょっとだけ非日常を作り出せたとしてもそこまでで、そのあと特別人生が変わるわけじゃない......。
でも確かに何か掴んだ。このちょっとだけ掴んだ感覚。人生に深く刺さったふと懐かしく思い出してしまうような思い出。一生懸命何かを頑張った人には誰にでもあると思う。
映し出されるのはわずかな変化や小さな成長。爽やかで共感できる物語だけど、フワッとしてるからもしかしたら軽いと感じるかもしれない。だから家でのんびりゆっくり観てもいいのかなと思います。
でもほんと！後半の盛り上がりとエンディングに向けての全力疾走が最高に良い！気になる人は劇場でぜひ。
