外は雨

ミスター・ノーバディの外は雨のレビュー・感想・評価

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)
3.5
人生のいろいろな可能性を見せてくれる。9歳の少年に迫られた決断の場面が切なくて美しい。

ただ正直、乗り切れない自分がいて、混濁したまま見出せずラストを迎えてしまった。灯台でチョークで丸を書いて、再会できた時、やった!と思ったのも束の間。別の可能性にかき消される。ああ。。。

駅のシーンは「フィッシャー・キング」のオマージュに見え、ニモは自分の船ノーチラス号と共に水の底に沈むのかもね。
外は雨

外は雨