みち

ソフィア・コッポラの椿姫のみちのレビュー・感想・評価

ソフィア・コッポラの椿姫(2016年製作の映画)
3.9


オペラはたまにCDやyoutubeで聴く程度だが、他の方が『椿姫(La Traviata)』を絶賛しているのを見て俄然興味が湧き、急いで仕事を終わらせ街に出た。

『椿姫』を全て聴いたのは初めてだったが、"Libiamo,ne’ lieti calici"や"E strano…Sempre libra"などの知っている曲を聴くと嬉しいし全員で歌い上げるところはその迫力に鳥肌が立ちそうになった。そして、歌に加えて本作の何が良いかというと衣装である。上演前の観客席の様子を映したときにヴァレンティノが出てきたので、もしやと思っていたら
≪COSTUME DESIGNER≫
Valentino Garavani
Maria Grazia Chiuri (Diorのクリエイティブディレクター)
Pierpaolo Piccioli (Valentinoのクリエイティブディレクター)
と表示された。全編を通してオートクチュールのショーさながらであった。*ちなみに彼はカーテンコールにも登場していた。

ライブビューイングってつくづくありがたい存在だと思う。気軽に芸術を楽しむことができる。今後も興味がある演目はぜひ観に行きたい。
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