たけちゃん

ドラムラインのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ドラムライン(2002年製作の映画)
3.8
バンドは一つ、音も一つ!


チャールズ・ストーン3世監督 2002年製作
主演ニック・キャノン、ゾーイ・サルダナ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、10月10日は「ドラムの日」です\(^o^)/
昨年はなんかこじらせて、ゴリラの「ドラミング」に引っ掛けて「猿の惑星」レビューしてましたからね。どうかしてるぜ(笑)


今年はしっかりと正攻法で攻めますよ。結構前から候補にしてました「ドラムライン」\(^o^)/
去年、仲良しのレビュアー「すずさん」にお勧めされていました( * ॑꒳ ॑* )♪
本当は「セッション」あたりが1番好きなんですけどね( ˘ ˘ )ウンウン
以前、どこかで書きましたが、僕、趣味でロックバンド組んでて、ドラム叩いてるんですよ。おっさんばかりの全然イケてないバンドですが(笑)。練習も週に一回。全く上手くならん(>_<)
昔、バンドに憧れたけど、若い頃はやれなかった~なんて言う悲しい親父が集まってます( ⌯᷄௰⌯᷅ )
そんな訳で、カッコよくドラム叩く姿には憧れるんですよね~( ̄▽ ̄)

でも、この映画はロックバンドじゃなくて、マーチングバンドの映画でしたね。
みなさん、マーチングバンドの演奏なんかは聴かれますか?
僕は娘が吹奏楽部だったので、よくコンクールも行きましたし、全道大会くらいまでは行く学校だったので、まぁまぁ楽しませてもらいました。わが町もそこそこ盛んなんですよね。全国常連校もあるし。
でも、全国レベルの子たちは本当に凄いですよ。
愛工大名電とか精華女子高校、最近なら大阪桐蔭高校とかテレビでもよく見ます。「笑ってコラえて」でも見たけど、京都橘高校も凄い!どんだけ練習してるのかなぁ……って考えちゃいます。
娘もそうでしたが、吹部って休みないでしょ?



この「ドラムライン」は高校を卒業して、ドラムで大学に推薦された子が主人公なので、カレッジライフの作品にもなってます。アメフトの応援がメインなのかな?

主人公はニック・キャノン、その彼女のチアリーダーがゾーイ・サルダナでした。

ニック・キャノンってラッパーだったんですが、僕は全く知りませんでしたね。それよりも、マライア・キャリーの再婚相手ってことの方が有名。最近、どうしてるのかなぁ。マライア、激太りしたり、痩せたり、とても不安定で心配ですよね。

ゾーイ・サルダナは、まだ「アバター」などに出る前でしたので、売れる前。でも、幼い頃から習っていたダンスを生かして、素晴らしいチアリーディングも見せていました。花開く直前でしたね( ˘ ˘ )ウンウン



映画自体は初めて観たんです。
ストーリーは予想通り( ¯−¯ )フッ
スキルはあるけど、コミュニケーションがうまく取れないドラマーが、少しずつ周りとの接点を見つけ、チームに貢献する。そんな話です。ただ、もっとエモーショナルかと思ったけど、それほどでもなかったなぁ。
音楽は良かったけど、ストーリーは後一歩でしたね!惜しい( ¯−¯ )フッ

マーチングの監督が選ぶ曲が、僕のツボで嬉しかったなぁ。でも、だからちょっと古い(笑)。学生たちの聴く音楽との溝がある。



ってことで、ここで音ネタ💩ウンチクンです(ノ´▽`)ノ♪

主人公のデヴォンが初めてマーチングのチームで演奏する曲がEW&Fの「In The Stone」です。この曲はアースが1977年に出した「I Am (黙示録)」というアルバムのオープニングでした。アースのアルバムで最も好きなのが、この「黙示録」と前作の「太陽神」なので、僕は無条件に上がりますヽ(○´3`)ノ


デヴォンがメンバーと打ち解け、また監督との溝も埋まって来た中で流れる曲がジャクソン5「I Want You Back」。この曲はジャクソン5のデビュー作です。
「GotG」のエンディングでも使われたこの曲はモータウン・クラシックですもんね。邦題も「帰ってほしいの」(笑)。場面にピッタリ!


モータウンからEPICソニーに移籍した時、ジャクソン5からジャクソンズと改名しました。そのジャクソンズとして5枚目となるアルバムが「Triumph」で、そのオープニングナンバーが、この「Can You Feel It」でした。
「スリラー」の前で「オフ・ザ・ウォール」の翌年という、ちょうど、マイケルの脂が乗っている時期の作品で、ジャケットはダサいけど、「オフ・ザ・ウォール」と同路線の名盤です( •̀ω•́ )و✧

黒人メインの映画でしたから、ブラックミュージックが流れるとは思いましたが、EW&Fやジャクソンズのようなポップな選曲とは思わなかったなぁ。曲だけならスコア5.0\(^o^)/