かなり微妙な映画。
子供が観るには最適で、恐らくこの映画は吹替が正解な気がする。
話が進むにつれて動物と話す先生という一番のバリューから遠のいていき、普通の映画になっていった。
予告にあるクジラとかめちゃくちゃテンションあがるし、2時間ドリトル先生がどんな動物と絡むか大喜利が面白いはずなのに、その仕掛けが薄い。
動物たちが人間の様に話すのはいいけど、人間と同じことをしすぎて動物的な行動やアクションが少なく、もっと動物らしさが欲しかった。
ファンタスティックビーストもちょっとこの傾向がある。
この映画に対して「何を期待していたか」でかなり評価が変わると思う。
吹き替えは先日亡くなった藤原啓治さんとか豪華声優陣なので、俺は字幕で観たことを後悔しました。
恐らく2時間半くらいあった脚本を無理やり2時間にカットしたのか?と思わせる程、展開が途中飛ぶのも気になった。
ロバートダウニーJrの新定番キャラになりそうだったのに、なんとも微妙な映画でした。