「合法ロリ界頂点の今」
■「ハリウッドNo1の合法ロリも流石に・・・」
1990年に公開されたジョエル・シューマカー監督作のサスペンス映画のリメイク。
当時のキャスト。
ジュリア・ロバーツ
キーファー・サザーランド
ケヴィン・ベーコン
ウィリアム・ボールドウィン
オリヴァー・プラット
凄くない?
関係ないけど、キーファーの最新ドラマの予告が電車で流れてて、
「今度のキーファーは大統領。閣僚全員死亡!」みたいな予告で爆笑しそうになった。
あれは罠だ。
話を元に戻す。
フラットライナーズ。結構好きだった記憶もあるけど、曖昧かなぁ。
死後の世界を垣間見る話ってのと、
キーファーが凄まじくクールで怪しい感じだった記憶だけある。
本作では監督は「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴ監督。
主演、と言っていいのか分からんが、主要メンバーには、
ハリウッドの生ける合法ロリ、エレン・ペイジ。
とは言え、もう「over 30 do the 魂」って事で、今回の役どころはインターンの大学生。
やれんのか!って感じですが、まぁそろそろギリ感は出てきた気がします。
元々、合法ロリ界の頂点に君臨していたエレン・ペイジですが、
スレッシュ超えたら逆に老け気味な気もしてきて、周りと比べると若干浮いてる気が。
つか、それ以上に演技が若干オーバー気味なのが気になったかなぁ。
本作には、実はキーファー・サザーランドが思わせぶりなキャラで出てきているんですが、キーファー以外で著名って言えば彼女。
ただ、役どころ的には肩透かしな感じがあるので、あまり過剰に期待せずに。
■「締まりは緩いが悪くはない出来」
正直言えば、終盤の失速具合と言うか、しれっと終わらせる感じが強くて、
ちょっとモヤモヤする映画ではある。
フラットライナーズのリメイクって位置づけだと色々言われると思うけど、
この手のホラー映画としてはクオリティは悪く無い。
まぁ、要素が個別、個別で分離し過ぎてる感じがあり、
前半、後半、誰のエピソード、誰のエピソードと、
なんやろ、映画の流れの中でキッチリ線を引きやすすぎてる感じがする。
伝わりにくいかもしれんけど、時系列がブロックを繋いだような感じになってるというか。
なので、ぶつ、ぶつっと切れて次のシーンへって感じがあり、
ショートの繋ぎ合わせであった分、映画全体の物語性は薄くなってしまった。
一本の物語の流れの中に、バックボーンと言う形でキャラの深みが多重構造で出せてれば、
また一味違ったのかなぁとか思いつつ、
まぁ、シナリオと構成にもう一工夫必要だったんかなぁ。
まぁ、多キャラが出てくる映画はそこが難しくて、
本来はシンプルに一人から二人くらいに絞って物語展開すると分かり易いんやけど。
多キャラ映画に奥行き持たせるのは、もうセンスやからなぁ。
そういう意味では、ニールス・アルデン・オプレヴ監督には向かなかったかなぁって気がする。
悪くはないんやけど、回転ずしのシャリみたいに、
醤油漬けたらボロボロになる繋ぎの甘さな映画かな。
味は美味しいけどね。
面白かったけど、惜しかったねぇ。