果たして「終わり」はくるのだろうか？
得体の知れない何かに狙われるという恐怖に
ただ脅えているだけでは生き延びることは難しい
終始において手話も交えたトークに息をのむ
母が子に伝えるのは成長する意味
親は先に年老いていくのだと教え
お前は生きる術を学ぶのだと伝える
姉弟愛も僅かな「言葉」で成り立つのである
愛する人を守るために「音」は立てられる
ただ怖いだけの作品ではない
何に脅えるのか？何を信じるのか？何を愛するのか？
考えさせられるシーンが多い
朝・夕の陽の光と月灯りが
消された生活音の代わりに耀いている
