コーディー

クワイエット・プレイスのコーディーのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
4.0
面白かった!

誰かが動く度に頼むからジッとしてろや〜なソワソワ緊張感に襲われるしw無音に支配された世界にこちらも自然と息を潜める。けど映画なのでもちろん人は動くし無音も破られるわけやけどその瞬間の絶望感ったらこれまたなかなかのもん。導入部の掴みも巧いしラストまでのなんやかんや緊張感持続させてたのもお見事!

もちろん野暮なツッコミもいくらでも浮かぶんやけどこの手の映画でありがちなバカ過ぎな行動ってほどでもなく、下手したらB級真っしぐらになってもおかしくない設定をよく食い止めてたw
エミリー・ブラントの重みある演技のおかげか、決してドタバタ劇に落ちず作品の格を下げてなかったしジョン・クラシンスキーとのリアル夫婦な空気感も良い作用が働いてたのかな。あと〝ワンダー〟のイケメン少年ノア・ジェプ君もナイスな存在感でした〜

まあもう少し音楽少なめな方がさらに無音世界の緊張感に浸れた気もするけど充分ビクンビクンなったし修羅場が修羅場を呼ぶアトラクション系ホラーとしては良い出来やったと思います!