すっごい!
すっごい!
楽しみにしてたんすよ!!
ジョン・クラシンスキー初監督作品
主演:エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー
・・・
この映画、めっちゃ面白かったらどうしよう・・・。
天はどれだけジョン・クラシンスキーに与えたもうたら気がすむんだろう・・・と、恨み辛み妬み嫉み僻むしかなくなるので、この映画がとびきり傑作やったらどうしよう?!という意味わからん不安に駆られながら見ましたが、そんな面白すぎるほどは面白くなかったので、ジョン・クラシンスキーに対してまだちょっと冷静な感情持ててますw
良かった。
まあ、これ怖くはないんですよね。
絵図として思い浮かびやすいのは「死の谷間」かなぁ、と。
なにやら荒廃した未来、誰もおらず孤独に(?)暮らす一家族。
恐れるものは音。どのような音であれ、クリーチャーに聞かれたら終わり・・・。
ひたすら音を立てず、自給自足の生活を続けるが、その日から1年ほどして、エミリー・ブラントが身籠もるんです。
あ、クリーチャー系?
で、音を立てたら終わり、の映画なのでほとんどセリフがなくて、音楽も途中までほぼないんです。
1人鑑賞以外で、こんなに劇場が静かなの初めてかもwと思うくらいみんな音を立てない立てないw
だって画面の中で音がほとんどしないだもん!
で、クリーチャーの造形が明らかになり、エミリー・ブラントが産気づいたりすると、物語が動き出すとともにガンガン音響効果で煽ってきます。
なんとも映画館向きな・・・。
でもこのクリーチャーが出現して、世界的な問題になってマスコミが動いてるのなら、なにかしらの対処法とか弱点とかもっと掴めてんじゃないの?と思いながら。
多分描きたいテーマはそこじゃないんでしょうね。
あと、どんな時代でも思春期の子供は厄介ですね。
ラストのエミリー・ブラントはめさかっこよかったで!
ジョン・クラシンスキーという男が気になりだしたのと言えば、ガス・ヴァン・サント監督作品の「プロミストランド」。
マット・デイモンと脚本を書いてんすよね・・・まぁ、出てもいるんですけど。
その辺結構わかりやすく出てますよね。
構成が丁寧な作りで、わりとタメの時間にキャラクターや背景を物語るというか。
脚本・構成がメインな感じありますねやっぱ。
で、音を立てちゃいけない=鳴る音自体の意味が深い、というか音響演出がメインか!というくらい細かく、こちらもまた、丁寧。
最近「素晴らしき映画音楽たち」を見たばかりなので、あのクリーチャーが近付いてくる音を・・・とか興味深かったです。
そういう意味では面白いのですが、この映画中寝ちゃう人のことは責められませんw
顔は覚えやすいけど、そんなハンサム!とか有名俳優!的な立ち位置ではない人ですが、私生活は大層なリア充でして・・・。
これで映画監督の才能まであったらどうしよう?!と思っていたのですがw
2の製作がもう決まっているので、それも見てから、と言ったところかな?
新
日本語字幕:松浦 美奈